「アニメ批評」の更新に関する方針を変更します

《はじめに》

最近は土日も外出していることが多く、どうもアニメを溜めてしまいがちな私。
そればかりが理由ではないのですが、標題の通り、私がこのブログで定期的に投稿している「アニメ批評」の記事を、

「番組改編期ごとに、全話視聴した作品全てについて投稿する」

という方針から、

「特に書きたい作品について、投稿時期は意識せずに自由に投稿する」

という非常にゆるくてマイペースな方針へ変更したいと思います。

《何だかんだで8年書いてきました》

この方式でアニメに関する記事を書き始めたのは2007年3月からだったので、何だかんだで8年間、多分100本以上のアニメを記事にしたはずです。

8年前、私のアニメ視聴設備はVHSビデオデッキに21インチの4:3アナログテレビという今からすれば相当に貧弱なもので、この制約がゆえに視聴本数は週に手で数えられるほどが限界でした。

そうして厳選した少ない本数のアニメを観ながら、あれこれと作品について考えを巡らせつつ、時に2chのアニメスレなんかも覗きながら記事をまとめる作業は楽しかったですし、今もアニメについて考察したり、文章を書いたりすることが嫌いになったわけではありません。

ところが、twitterが出てきて「アニメ実況」という行動がよりメジャーになり、
そのタイムラインをまとめたブログが出てくるようになり、
さらに、私が所有する録画設備も、2009年からHDD 750GBのテレビパソコン(シングルチューナー)、2012年から2TBのHDDを接続した液晶テレビ(ダブルチューナー)と着実に進歩し、8年前にはできなかった1クール分を録り溜めて一気に観る、ということまでできるようになりました。

情報の拡散速度が指数関数的に増大し、とても追いつけないほどの量のアニメが毎週毎週HDDに蓄積されていくなか、必死に放送を追いかけつつも、後手に回りがちなブログに長文を上げることの意義とは?と自問自答した結果、そこには長いこと続けてきたことによる意地と義務感しか残っていなかったので、どうせならすっぱりやめてしまおうと思ったのです。

学生の頃は、深夜に帰宅しても翌朝のことは気にせずアニメ観て、さらに翌朝も研究室に行く前にアニメ見つつ朝食を、なんてこともしてましたが、社会人になった今は、強制的に昼型にシフトさせられた生活パターンと深夜アニメの視聴はどうも相性が悪く、加えて会社では毎日結構な量のメールをさばき、上がってくる書類の文章を校閲して、と、業務で「書く」ことが多い中、どうもまとまった分量の長文を練るだけの精神力がもたないのです。これがtwitterだと小分けにするおかげか、すいすいと書けてしまうのですがw(その分日本語おかしくなるところが多いけどww)。

《自分は昔からオタクで変わってないと思っていたけど実は結構変わっていた、という話》

そして、ここが8年前と大きく異なるポイントなのですが、

やたらとアニメイベントやライブに行くようになった

というのが投稿する時間を取れなくなった最大の理由かもしれません。

つまり今の私にとっては、家の中でアニメを観てパソコンに向かってあれこれ考えを巡らすよりも、イベントに行って現場の雰囲気を味わう方が楽しいということなんでしょう。

《実は結構それっぽいことをむりやりひねり出していたこともあった、という話》

そしてこれもまた真実なのですが、

大して理屈で考えることもないようなタイプの作品についても何かむりやりに理屈をつけて、それっぽい記事に仕上げていた

作品も結構あったことをぶっちゃけておきます。

要は、大学生がレポートの文字数を稼ぐために内容がありそうで内容がない文章を書くのと同じようなものです。ええ、私も学部生のころよくやりましたともw
そして、このアニメでここまで語れる俺カッコイーみたいなのがなかったというと嘘になります。
でもそういうのは数年前に止めてました。それでも続けてたのはやっぱり意地ですw

《まとめ》

…とまあ、まとめますと、インターネットの世界の変化、テレビの視聴スタイルの変化、私のライフスタイルの変化、といろいろなことが重なった結果、「アニメ批評」を定期的に更新することが私の中で重荷になりつつあるので、楽しくなくなるまえにすっぱりやめてしまおう、ということです。

今までは広く浅くアニメについて語ってきましたが、潔く「書きたいときに書きたいものを」という方針に改めたので、せっかくですからより深い作品考察とか、興味深い一話を徹底的に掘り下げるみたいな記事の書き方をしていくのもアリかなぁ、と構想しています。

例えば、去年の6月に書いた「ラブライブ!2期9話がクライマックスすぎるのでいろいろと語らせてほしい」なんかは、「ラブライブ!」2期の9話だけで、結構な文字数を書きましたが、すらすらと書けましたし、書いていて楽しかったのを覚えているので、やっぱり「書きたい時に書きたいものを書く」に限ると思いますし、そのほうが読者の皆様にとっても読みごたえのあるものを提供できるのではないかな、と思ってたりもします。

また、人物そのものを掘り下げていくような記事を書いてみるのも面白いかな、と思ってたりもします。

ここ最近、私のアニメに対する興味が、世界の設定に関する謎を解き明かしたり、ストーリーを考察するよりも、キャラクター同士の関係性であったり、ある場面で特定のキャラクターが何を考えてその行動をとったのか、といった方面にシフトしつつあるので、そういうのをちょっとかじった心理学の知識なんかも拝借しつつ語ってみる、よりめんどくささの増した記事を書いてみようかと。

単に感想をちょっと書くのならば、2、3ツイートで端的につぶやいてしまえばよい話。
ブログにわざわざ書くのであれば、なかなか短文にはまとめづらい濃くてマニアックでめんどくさいものを、と思っております。

とはいえ、更新はこれまで以上にマイペースになりますので、気長にゆるーく待っていただけると幸いです。

※久しぶりの更新がこんな記事でいいのかよ、というのは言わないでください…w




開設以来初めてこの表示を出してしまいました。不覚ですw

at 22:52, Long, アニメ・漫画・ラノベ

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アニメ批評 ラブライブ! The School Idol Movie (ネタバレあり!)

ラブライブ! The School Idol Movie

原作:矢立肇
公開劇場:新宿ピカデリーほか全国ロードショー
総合評価:★★★★★


《μ's、ついに海外へ!》

卒業式の日、何か重大な知らせを目にした花陽(CV:久保ユリカ)は、突然部室へと駆けだした。
それを追う穂乃果(CV:新田恵海)たち。部室に着くと、花陽の口から、次回のラブライブ!大会がドームでの開催を検討しているということが告げられる。
どよめくメンバー。そしてそこにことり(CV:内田彩)の母である学園理事長(CV:日高のり子)が現れ、
ドーム大会開催へ向けた実績をつくるべく、大会優勝者であるμ'sに協力をしてほしいという打診があったこと、そして、アメリカのメディアがスクールアイドルを特集したいため、ニューヨークでライブを行ってほしいというオファーがあったことが告げられた。μ'sはいよいよ海を渡ることになる。
テレビアニメ2期のさらにその先の物語が描かれることになる劇場版作品です。

《文句なし!》

twitterの投稿を読んでくださっている方、あるいは私と直接面識のある方は、私がどれだけ「ラブライブ!」に入れ込んでいるかは理解してくださっていると思います。
そうでありながら、私はテレビアニメ1期にも2期にも、5つ星の評価をつけませんでした。
それは先に続くことが前提とされた、むりやり引き延ばしたかのような最終回がどうも引っかかったからなのです。

1期の時は、突然シリアスな展開に持って行ったのを急ピッチで元のさやに収め、いわゆる「俺たちの戦いはこれからだ!」のようなエンディングに持っていったのが納得いかなかったのでした。

これを受けた2期では、「3年生の卒業」を意識した展開に移り、μ'sが3年生の卒業とともに活動を終了することが宣言されました。私は「部活というものは、期限があるからこそ面白いのですよ。」と1期の時に書いていたのですが、これに対して明確な回答がなされ、さらに1期のことり留学騒動も、「9人でいたい!」という想いを強めるための展開であれば納得がいったのでした。

ところが、2期最終回でのどんでん返しからの劇場版告知。このとき私が何を書いていたかそのまま引用すると、

終わったように見せかけてまだ終わってないよ、っていうのは途中でチャンネルを変えられてしまう危険性とかを考えるとリスキーなのはわかります。でも、数秒の暗転だったらそんなこともないはずですし、最終話の最速放送と同時に上映会イベントまで打っていたのですから、劇場版の告知は必ず拡散されます。
しっとりと終わった直後、いきなりギャグ展開っぽい演出に切り替わったら、これまでのことがなかったことにされてしまったように感じた人もいるのではないでしょうか(一週間経ってもう一回見返したらそうでもなかったんですけどね)。

そもそも、2期の物語は実質的には12話で終わっていて、13話(最終回)は、次への伏線を張るための壮大なエピローグブリッジと取ることもできます(「ススメ→トゥモロウ」が流れるアバンは1期1話を想起させますし)。だからとはいえ、最後であることに変わりはないのですから、そこは本当に気を遣ってほしかった、ただそれだけなのです。


こんな感じでして、このときは、「俺がスノハレやキラセンや僕今で流したあの涙をかえせええええええええええ」くらいには本気に思っていたのでした。

ただ、これを受けての劇場版。もうあんなものを見せられたら文句は出ません。出るわけがありません。
アニメ1期から私が観たかったもの、それが全て詰まっていたのですから、あれだけ引き延ばした結果がこれならば、もう何も文句は言いません。

《心情描写とシーンの描写に特化した大胆な脚本》

この作品は、恐らく映画単体で観たら何とも評価しがたい微妙なものであるはずです。
夢か現かも判断がつかないようなつかみどころのない話ですし、演出も暗示的なものが多く、登場人物も多くは語りません。
これは、アニメ1期と2期を見てきて、さらに関連コンテンツに触れたうえでバックグラウンドがある人のみを対象に設定しているからこそできる大胆な演出といえましょう。

つまり、映画だけを見てこの作品を駄作や失敗作と切り捨てるのは早計ですし、もっと強いことを言えば観賞の視点がずれているといえましょう。あれは敢えて描いていないのであって、物語性は作品の外にあるのです。

物語性が外にある、というのは、例えば1stライブのポスターが劇中に登場したり、ニューヨークでのライブ中継があちこちで話題になったり、といった現実とのリンクが挙げられます。
「ラブライブ!」というコンテンツを私が知ったのは2012年のアニメロサマーライブ。それ以降、ぐんぐん知名度を上げていき、アニメ化からの3rdライブで人気が爆発した様をリアルタイムで体験してきた私にとって、この演出はその「自分の実体験」を思い出させるに十分なものでした。

そして、ファンが増え、周囲の期待が大きくなり、さらに、μ'sと対照的な存在として、スクールアイドルとしての活動を終了してからもアイドル活動を続ける、かつてのライバル「A-RISE」の姿も描写されながらも、2期で決心した「μ'sは3年生の卒業とともに終わりにする」という結論を貫き通し、人気絶頂の最中に自ら幕を引く、という美しすぎるラスト。これを見せられてしまったら、あの「Happy maker!」の曲のもまた違って意味を持って見えると思うのです。

さらに、穂乃果が立案した、「スクールアイドルみんなでつくるライブ」というコンセプト。
あれは劇場版に並行して開催されていたファンミーティングを思わせるような展開でした。
そして、穂乃果の想いが1期では廃校を食い止め、2期では音ノ木坂の全校生徒を動かし、さらに劇場版では日本全国のスクールアイドルを動かすまでに至った、と。これぞ「みんなで叶える物語」の真骨頂だと思いますし、これも、コンテンツを追いかけてきた人なら、肌で感じて分かっているはずなのです。だから敢えて語る必要がないのです。
「SUNNYDAY SONG」で、大勢のアイドルを従えセンターで堂々とソロパートを歌い上げる穂乃果の姿に、私は穂乃果パパよろしくウルトラオレンジのケミカルライトを指の間に挟んで高らかに振りかざしたい衝動を抑えるのに必死でした。

《登場人物の関係性に目を向けて》

生徒会長という重責から完全に解き放たれ、どこか子供っぽい一面を見せる絵里(CV:南條愛乃)や、クールなようでいて海外という慣れない環境ですっかり感情を制御できなくなってしまっている海未(CV:三森すずこ)のように、初期から比べて打ち解けた雰囲気となっているキャラクターがいる中で、ホテルの名前を覚えていたり、雨が降る中もポジティブに駆け出し、自らライブのコンセプトも提案する凛(CV:飯田里穂)のリーダーとしての成長が目立ったりと、9人の関係性にもずいぶんと変化が見られると思います。それでも最後は穂乃果がリーダーとしての風格を発揮するのですが、一年生組の成長はひとつの見どころだと思います。ホテルの部屋割りも、あまり2期までに描かれてこなかった組み合わせが多いため、これまで見えてこなかった一面が見えたキャラクターが多かったのではないかと。

《作中の時系列に関する考察》

女性シンガー(CV:高山みなみ)については考察しがいのあるテーマです。
冒頭の幼いころの穂乃果が水たまりを飛び越えるシーンと、女性シンガーに促され、大きな池を飛び越えようとする穂乃果の白昼夢とを比較すると、やはり穂乃果の未来の姿を暗示する存在、という解釈が妥当だと思います。
冒頭で「SUNNYDAY SONG」のメロディが流れることを考えると、穂乃果は予知能力というか、時間を超えて何か精神的なものにアクセスできる超能力をもっているようにしか見えなくなってしまい、ここが作品全体のリアリティを下げてしまっている難点とも言えるとは思いますが、もうこの辺は「考えるな、感じろ」の一言で済ませるしかありません。
もうちょっと描き方はあったように思うのですが、穂乃果が未来を考えるきっかけを与えた重要なキャラクターであることに変わりはないので、絶対に必要なキャラクターだと思うのです。

また、すべてが終わった後、3年生になった雪穂(CV:東山奈央)と亜里沙(CV:佐倉綾音)が、1年生に向けてアイドル研究部の活動を説明する場面(※1)で物語は幕を閉じ、そのままμ'sの真のラストライブの映像が流れ、エンディングへとつながります。このラストライブを、初見では講堂で開催されたものと判断してしまいましたが(背景が講堂でないのはあくまでも演出であるという解釈)、あれはドーム大会にゲスト出演したμ'sの姿と捉える解釈のほうがより真相に近いようです。

つまり、ここから、未だ詳細が発表されていない声優ユニットとしてのμ'sの6thライブの開催地は東京ドームで、それをもって現実世界のμ'sも活動を終了し、メンバーは個々のソロ活動に注力、「ラブライブ!」というコンテンツは、最近ユニット名が決まったばかりのAquoursに引き継がれる、という展開までが予想できてしまうのです。

※1:ラストシーンで、雪穂と亜里沙の学年については明言されていないものの制服のリボンの学年カラーで判断できます。μ'sが活動していた期間の学年カラーは3年生:緑、2年生:赤、1年生:青ですが、学年カラーは順繰りに使っていくのが普通なので、説明を聞いている1年生が青いリボンを締めている時点で確定します。

《まとめ》

劇場版ならではの美麗な作画、6曲も追加された新曲は楽曲のクオリティとしても映像作品としても素晴らしい出来栄えでした。また、状況に関する描写を一気に省略し、勢いのある場面を詰め込めるだけ詰め込んだ脚本は極めて高密度で、上映時間が90分ほどしかなかったとは思えないほどでした。このテキストを書いている時点では3回しか視聴していませんが、前売券がまだ残っていますので、もう何度かは観てみようと思っています。そのくらい、見どころの多い、考察しがいのある作品です。

《余談》

2期の批評で予想した

私が勝手に妄想している劇場版のストーリーは、

花陽のところに届いたメールは、なんと、ラブライブも運営に参加している世界アイドルフェスのお知らせであった。
世界のアイドルを一堂に集めて、ライブを行うという壮大な企画であったが、実は第2回ラブライブは、この世界アイドルフェスの前哨戦であり、優勝者であるμ'sにはその出場権が与えられることになったのだ。
絵里たち3年生の卒業旅行も兼ねて、μ'sの9人は、会場である(どこか海外)へと向かうことになったのであった(ここでWonderful Rush)。μ'sの「9人の物語」は、まだ終わらない!


は大筋では大体あっていたものの、海外ライブがメインではなくて最終的に秋葉原に戻ってくるっていうあたりがμ'sらしいな、って思いました。μ'sはスクールアイドルであり、地元秋葉原で歌うことにこだわっているということがよく分かる展開です。

また、

1期の経験からいって、2期に最終的な評価を下すとしたら、それは劇場版を見てから、が適切なのかもしれません。
現段階ではこの最終回はちょっと納得していませんが、それはあくまでも現段階の話です。
劇場版を観終わってから、また記事を書く時、2期をどういう風にとらえることができるのか、それがまた楽しみです。


といったことも書いていましたが、劇場版を観てから、やはり海岸で3年生の卒業と共にμ'sの活動を終了することを決意したあの場面がより重要なものであるように思えましたし、あの最終回の展開にはもう不満はありません。
もう一度言いますが、この劇場版には、アニメ1期から私が観たかったもの、それが全て詰まっていたのです。

関連記事

アニメのレビュー
「アニメ批評 ラブライブ!」
「ラブライブ!2期9話がクライマックスすぎるのでいろいろと語らせてほしい」
「アニメ批評 ラブライブ! (2nd season)」

ライブ参加レポート
「Animelo Summer Live 2012 -INFINITY∞- 2日目に行ってきた」(私とμ'sの出会いのきっかけ)
「ラブライブ!μ‘s 3rd Anniversary Lovelive! に行ってきた」(本格的にのめり込むきっかけとなった3rdライブ)
「μ's NEXT→LoveLive! 2014 〜ENDLESS PARADE〜 に行ってきた」(初のアリーナ単独ライブである4thライブ)
「μ's Go→Go! LoveLive! 2015 〜Dream Sensation!〜 に行ってきた」(記憶に新しい5thライブ)

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アニメ批評 純潔のマリア

純潔のマリア


原作:石川雅之
放送局:TOKYO MXほか
総合評価:★★★★☆


《戦が嫌いな「処女」の魔女》

フランスとイギリスが、後に「百年戦争」と呼ばれる戦争を繰り広げていた時代の話。
戦を嫌う処女の魔女であるマリア(CV:金本寿子)が戦場にサキュバスを遣わせては戦争をかき乱していた。
しかしそれは天の教会の意向に背くものであり、またマリアの魔法の行使があまりにも派手であったこともあって、ついに大天使ミカエル(CV:井上喜久子)の怒りに触れ、純潔を失うと同時に魔力を失うことにされてしまった。
しかしそれでも、マリアは戦への介入をやめようとせず…。同名の漫画のアニメ化作品です。

《背景知識がなくても楽しめる》

ストーリーのメインは架空の人物であるマリアなので、世界史の知識がなくても全く楽しめます。
むしろ知らないなら当時の時代について勉強するいい機会になるかもしれないってくらいにはわかりやすかったです。かくいう私も世界史は高校時代に申し訳程度に履修しただけですので背景知識はまるでありませんでしたが、描写が丁寧であったので置いてけぼりにはなりませんでした。

カトリック教会が強大な権力を持ち、民衆の思想に大きな影響を与えている中、教会を疑い、自らの信念を貫き通すマリアの姿は、現代に生きる私の価値観からするとさほどおかしくも見えませんが、この時代にあっては、かなりの芯の強さがないと実現できないことであると思うのです。宗教の「人々の心に信仰により平穏をもたらす」という正の側面と、「教義にそぐわない土着信仰を異端と断罪する」という負の側面とを真っ向から描いたことにより、いろいろと考えさせられる作品でもありました。

《とはいえ、マリアの行動原理はややわかりにくい》

とはいえ、マリアがなぜああも戦を嫌うのか、についてははっきりとした描写がなかったのがちょっと残念。
あの時代にあってはかなり珍しい思想を持っているマリアなのですから、なぜそのような考え方に至ったのかははっきりとした根拠がないとどうも感情移入しづらいなぁ、と。とくに深く考えずにマリアかっこいい!でも面白さは損なわれないと思いますが、考察すればするだけなにか出てきそうな作品であるだけにもっと掘り下げてほしかったところ。まあ1クールの尺じゃ仕方ないかってなっちゃいますが。

《まとめ》

地味ながらも丁寧に作られた良作でした。振り返ってみればそこまで話題性があった作品ではなかったように思いますが、そういうものさしでは良さが測れない作品だと思います。
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アニメ批評 冴えない彼女(ヒロイン)の育て方

冴えない彼女の育て方


原作:丸戸史明
放送局:フジテレビほか
総合評価:★★★★☆


《キャラが死んでる女子を最強のヒロインに!》

豊ヶ崎学園の2年生である安芸倫也(CV:松岡禎丞)は、豊ヶ崎学園の三大有名人の一人であるオタク。
アニメ、ラノベ、コミックなどの布教に力を入れており、彼がブログで取り上げた作品が実際に売れ筋になったほど。
そんな倫也は、ある日、坂道でとある少女と出会う。その少女が自分の思う理想のヒロイン像と完全に一致したことから、倫也は彼女をヒロインとしたゲームを作ることを思いつくのだが、一か月後、その少女が、地味で目立たないクラスメイトの加藤恵(CV:安野希世乃)であることを知るのであった。
幼馴染であり隠れオタクである澤村・スペンサー・英梨々(CV:大西沙織)をイラスト担当として、ライトノベル作家「霞詩子」として陰ながら活躍している、倫也の先輩である霞ヶ丘詩羽(CV:茅野愛衣)をシナリオ担当として、そして恵を「メインヒロイン」として招き入れ、倫也のサークルが発足したのであった。同名のライトノベルのアニメ化作品です。

《丁寧につくられた良作》

ありがちなハーレムものかと思いきや、3人のヒロインの掘り下げのバランスが良く、丁寧にゆっくりと作りこまれている印象を受けました。その反面、ストーリー展開が比較的ゆっくりしてるように感じられましたが(それでも原作に比べれば駆け足のようですが、ラノベアニメにしては丁寧)、既に2期が発表されてますので、それならば適切なスピードだったと思います。

倫也がかなり癖の強いキャラで、英梨々や詩羽先輩がテンプレ通りの萌えキャラっていうこともあり、個性の強いキャラクターが受け入れられるかで評価が分かれると思いますが、私の意見としては、倫也のウザいくらいの上から目線オタクっぷりも今後の活かし方次第かと思いますし、英梨々や詩羽先輩のようなよくあるテンプレキャラではなく、敢えて地味な性格の恵をメインヒロインとして選んだ、ということを引き立たせるための設定であると考えられるはずだから、これだけで視聴しないのなら少々もったいないのでは、と。

《まとめ》

丁寧なつくりではありましたが、ノイタミナの中ではかなり珍しい作品ではないかと思いました。
2期がどうなるのか、期待しつつ待ちたいと思います。原作知らないので先の展開は知らずに観ておりますが、今後ラブコメ的な展開があるのか、気になります(あ、原作既読組の方のネタバレは要らないですからね)

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at 22:31, Long, アニメ・漫画・ラノベ

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アニメ批評 アルドノア・ゼロ (2nd Season)

アルドノア・ゼロ


原作:Olympus Knight
放送局:TOKYO MXほか
総合評価:★★★★☆


《地球と火星との戦争が始まる…》

激戦の末、スレイン・トロイヤード(CV:小野賢章)の放った銃弾に倒れたアセイラム姫(CV:雨宮天)とイナホ(CV:花江夏樹)。
それから1年と7か月。スレインは地球出身でありながら火星騎士としての地位を得ており、ザーツバルム卿(CV:大川透)の配下となっていた。スレインは生命維持装置につながれ意識を失っていたアセイラム姫に代わり、アセイラムの腹違いの妹にあたるレムリナ(CV:夏川椎菜)にアセイラムを騙らせて地球を煽動し、新たな戦争を始めていたのであった。
一方でイナホは、銃撃で失った左目にアナリティカル・エンジンと呼ばれる高性能コンピューターを搭載した義眼を移植し、少尉の階級を得て軍に復帰していた。さらに、銃撃の際にアセイラムの血を飲みこんでいたゆえにアルドノア・ドライブの起動因子を得ていたため、火星の船であるデューカリオンを起動することができる唯一の存在となっていた。
アセイラムの思いもむなしく、開戦した地球と火星との戦争。互いに譲れない思いを胸に、イナホとスレインは再び衝突するのであった。2014年夏クールに放送されていた前半に引き続く後編です。

《男同士の熱いバトル》

あくどい手を使って火星での地位を上げていき、それがアセイラムのためになると信じて疑わず地球との戦争を煽るスレインのクズっぷりと、チートレベルの生体接続コンピューターを得てさらに強化された冷静沈着で科学的なイナホの戦闘スタイルとはかなり楽しめました。
ある意味ではアセイラムを巡ったバトルを繰り広げていたスレインとイナホであるわけですが、最終的にはぽっと出のクランカイン(CV:逢坂良太、クルーテオ卿の息子)に全部持ってかれるってのは不憫です。

ただ、1クール目に続いて、毎話の引きや盛り上がりはよいものの、全体のストーリーが見えづらいっていうのは相変わらずでした。掘り下げが甘いというよりは単純に尺が足りていない感じで、2クール使っても結局駆け足な感じが拭えませんでした。大層な設定を用意している割にはあまり活かされていなかったようにも感じられます。

《まとめ》

それなりによくまとまっていたものの何だか物足りない感じでした。
実況で盛り上がるタイプの作品ではあるかと思いますが、深く考察しながら観ようとすると微妙だなー、と。

関連記事:「アニメ批評 アルドノア・ゼロ」

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at 21:17, Long, アニメ・漫画・ラノベ

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アニメ批評 ローリング☆ガールズ

ローリング☆ガールズ

原作:WIT STUDIO(オリジナルアニメーション)
放送局:TOKYO MXほか
総合評価:★★★★☆


《「モブ」の4人が織りなす青春ロードムービー》

地方自治をめぐる東京大決戦を経て、10あった道州は再度分割され、都道府県が全て独立国家となった。
それらの国を治める自警団は、「モサ」と呼ばれる能力者をリーダーとし、「ツインタワー宣言」にのっとって互いの均衡を保っていた。
所沢国の自警団である「日吉町プロペラーズ」に研修生として加入した森友望未(CV:小澤亜李)は、日吉町プロペラーズのモサ、マッチャグリーンの正体である宇徳真茶未(CV:藤村歩)にあこがれていた。東村山国の「北多摩デンジャーズ」との戦いで負傷した真茶未に代わり、マッチャグリーンへの依頼をこなすべく全国を旅することになる。成り行きで結季奈(CV:日高里菜)、逢衣(CV:種田梨沙)も加わり、最初の依頼人である千綾(CV:花守ゆみり)のところへと向かう。千綾の依頼は「月明りの石」を集めることであったため、千綾も望未たちの旅に加わることとなった。新興アニメスタジオ、WIT STUDIOの初オリジナル作品です。


《いい意味で「勢い」だけのアニメ》

設定に粗があるというか細かいところまで明かされていないところがあり、粗を探そうと思えばいくらでも出てくる作品であると思います。ところが、視聴していると別にその辺はどうでもよくなってきます。
バイクとTHE BLUE HEARTSを前面に押し出した青春パンクな雰囲気はとても良かったですし、勢いを重視した作画とストーリー展開は爽快感がありました。こういうわかりやすいアニメは良いです。


《まとめ》

私は割と理屈でアニメを観るタイプだと自覚していますが、作り手の主張が明確であれば細かいところは気にしません。というか気にしてはいけないと思います。
作り手が何をやりたいのかまったく伝わってこないタイプの作品は「雑」と言ってしまっていいと思いますが、この手の作品で細かいところがわかりにくいというのは敢えて省いていると判断されるべきと考えているからです。突き抜けるような派手さはなかったと思いますが、こういう一本筋の通った作品は好きです。

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at 23:53, Long, アニメ・漫画・ラノベ

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アニメ批評 DOG DAYS"

DOG DAYS"

原作:都築真紀
放送局:TOKYO MXほか
総合評価:★★★★☆


《勇者エンターテインメント、再び!》

シンク・イズミ(CV:宮野真守)は、長期休みになると異世界フロニャルドにある犬の耳が生えた種族が暮らす国ヴィスコッティに勇者として召喚される。今回の舞台は秋。アスレチックの大会を終えてから、同じくフロニャルドの国、ガレットの勇者であるナナミ(CV:水樹奈々)とともにイギリスよりフロニャルド入りするシンク。ところが、勇者召喚にトラブルがあり、それぞれの正しい召喚先ではないところへ飛ばされてしまった。はたしてシンクとナナミは、それぞれの国にたどり着くことができるのか。「魔法少女リリカルなのは」で知られる都築真紀が贈る、オリジナルアニメーションの第3期です。

《興行でないところで戦う勇者たち》

3期となり、これまでのシリーズでメインとなっていた戦興行ではなく、事件解決のために勇者が戦うといったような展開がメインで、国の外へ飛び出す話が多くなりました。また、アデル(CV:喜多村英梨)が勇者として現役だった昔の話も明らかになりました。
このように、マンネリ化を防ぐためのシナリオ上の工夫がなされてはおりましたが、反面盛り上がりに欠けていたようにも思いました。ミルヒ(CV:堀江由衣)のライブシーンはもっとがっつりと欲しかったかなーと(めっちゃ個人的な願望がでておりますがw)

《まとめ》

クオリティは安定しているものの、3期は淡々としていた印象を受けました。
ファンが固定化してきているのでこの路線のままでいいのかなーと思いますが、若干のネタ切れ感も覚えました(余計な心配でしょうけど)。4期があるとしたらどうなるのかなーと。

関係記事
「アニメ批評 DOG DAYS」
「アニメ批評 DOG DAYS'」

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at 23:27, Long, アニメ・漫画・ラノベ

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アニメ批評 艦隊これくしょん -艦これ-

艦隊これくしょん -艦これ-


原作:DMM.com/KADOKAWA GAMES
放送局:TOKYO MXほか
総合評価:★★★☆☆

《「艦娘」たちの物語》

人類が制海権を失った世界において、大海原を支配している深海棲艦。
それに立ち向かうのが「艦娘」と呼ばれる、在りし日の戦艦の魂をもつ少女たちであった。
対深海棲艦拠点である鎮守府に、この日、ひとりの艦娘が着任した。
その名は、特型駆逐艦「吹雪」(CV:上坂すみれ)。
しかし、吹雪は海上を走ることができず、そのために一度も出撃したことがなかったのであった。
戦艦を少女に擬人化した人気フリーゲーム、満を持してのアニメ化です。

《まとまりのなさと物足りなさ》

全体的に説明不足の点が多く、ゲーム特有の設定をそのまま取り入れてしまっているためか、若干シュールな雰囲気が漂っていました。
原作のゲームをやってないのでこういうことを本来は言うべきではないのでしょうけど、ゲームでは違和感がなくてもアニメにそのままもってきたら違和感を覚えるものってたくさんあると思うんですよね。
例えば、身一つで海上を走るという設定からして、アニメに持ってくるには何か説明が必要だと思うんですよね。それが艦娘はいきなり艦装を身につけて何の説明もなしに走り出すんですよ。
ですので、原作をやっていることを前提として世界の設定を組んだり脚本書いたりするのではなくて、アニメはアニメで単独で楽しめるような工夫が欲しかったです。
そして「艦娘」が何なのか、「深海棲艦」が何なのか、これも全く説明がないです。
「艦娘」が戦う理由が見えてこないと戦闘シーンにまったく感情移入できないし、「深海棲艦」が謎の存在であったとしても何かしら調査している部隊がいるはずなのだから、断片的な情報なら出せるはず。
長ったらしい説明を要する設定でもないと思うし、アニメで説明しにくい説明だったら思い切ってアレンジする方法もあったのではないかと。

そして、シリアス回と日常回のギャップが大きすぎて戸惑いを覚えました。これはあおしまたかし氏が個性を発揮しすぎたんじゃないかなーとも思いましたが、シリーズ構成が機能してなくて統一感がなくなってしまっている可能性のほうが高そうです。

《提督の描き方》

提督が声も顔も出さない存在として描かれていましたが、これも2015年の今では古めかしい演出方法ではないかな、と思いました。「アイドルマスター」のプロデューサーはちゃんと人格を持ったキャラクターとして登場していてアイドルと関わっているのですから、提督もそのように描いたほうがストーリーは展開させやすかったんじゃないかと。そうじゃなかったら全く出さないってのも手だったんじゃないかと。

《まとめ》

原作ファンがアンチ化したために、必要以上に叩かれていたところはありましたが、それを差し引いても特別良いアニメではなかったというのが個人的な印象。個々の要素はそう悪くないのに、作り手側が何がしたいのか全く分かりませんでした。シリアスやるならそっちに全力注ぐべきだし、キャラクターを前面に押し出したいならもっと緩い話でよかったはず。私は原作のプレイヤーではないので、3話の如月轟沈については特にコメントすべきことはありませんが、3話であれやった後の4話の能天気っぷりはちょっとなぁと思いましたし、それ以後の戦闘でも緊張感が薄いように見えるのはちょっとマズいのではないかと。

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at 18:00, Long, アニメ・漫画・ラノベ

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アニメ批評 クロスアンジュ 天使と竜の輪舞

クロスアンジュ 天使と竜の輪舞


原作:サンライズ
放送局:TOKYO MXほか
総合評価:★★★☆☆

《「世界を壊して、私は生きる。」》

高度な情報技術「マナ」により、戦争や飢餓といった社会問題を解決した社会。
そのなかで、「ノーマ」と呼ばれる先天的にマナを使えないイレギュラーな存在が生まれてくることがあり、
ノーマは社会から排除されていたのであった。
ミスルギ皇国の第一皇女 アンジュリーゼ(CV:水樹奈々)は、戴冠の儀に失敗する。
戴冠の儀は、マナの力が使用できれば簡単に成功するものであったのだが、それに失敗したことで、アンジュリーゼがノーマであったことが発覚したのであった。それがその日まで発覚しなかったのは、モモカ(CV:上坂すみれ)という侍女が常についていたからであり、また、高貴な身分の者はマナを自ら行使しないものだ、とすりこんでいたからなのであった。
かくしてアンジュリーゼは皇国を追われ、アルゼナルと呼ばれる辺境の地へと飛ばされる。
アルゼナルでは、ノーマの少女たちが、人型兵器パラメイルを駆り、ドラゴンと呼ばれる異世界からやってくる生物を狩る仕事をしていた。
アンジュリーゼは名前をはく奪され、新たにアンジュと名乗ることとなる。
ドラゴンと戦い、世界と戦う、少女たちの群像劇が幕を開けた!
キングレコードとサンライズのタッグが生み出す、オリジナルアニメーションです。

《漂うB級感》

2015年制作のオリジナルアニメではありますが、どこか10年くらい前の雰囲気を感じさせるキャラクターデザインと演出でした。脈絡のないエロを要所要所に挟んでいくのは正直なところ下品だと感じましたが、昔のアニメには結構こういうのあったよなぁとか思い出しつつ。
ストーリーは悪くなかったものの、毎話行き当たりばったり感のある急展開で盛り上げているだけのようにも感じられ、また、王道すぎて何のひねりもないようにも感じられました(どこかで見たような要素のつなぎ合わせとも言えてしまう)。ですので、つまらなくもないんだけども、特別面白いというわけでもなくて、面白いアニメ何かない?と聞かれてもこれはオススメしない、というくらいの評価です。
例えるならば、高級食材を使いながらも調理方法がことごとく悪いがために台無しになっている料理です(多分これ誰かが言ってる)。

《主張はtwitterじゃなくて作品で語ってください》

クリエイティブプロデューサーである福田己津央のtwitterでの発言が何かと話題になっていましたが、要約するとどうも最近の深夜アニメを中心とした業界に言いたいことがあるようで、その不満をいろいろとこの作品にぶつけていたようでした。
ただ、作品の放送中にクリエイター側がグダグダうるさいなんてのはロクなもんじゃないと思うんですよね。
そして、直接現場をまとめてるわけではないんでしょうけど、その前に作画品質のコントロールができてないことを一喝するべきなんじゃないですかねぇ?

《まとめ》

クオリティは低くないものの、他の要素のネガティブさが強すぎて評価を下げざるを得ませんでした。
なんというか、いろいろ損してる作品だよなぁ…ww。

at 17:19, Long, アニメ・漫画・ラノベ

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アニメ批評 幸腹グラフィティ

幸腹グラフィティ


原作:川井マコト
放送局:TBSほか
総合評価:★★★★★

《一緒に食べるごはんはおいしい!》

祖母を亡くして以降一人暮らしをしているリョウ(CV:佐藤利奈)は、なぜかどんなごはんでもおいしく感じられなくなってしまっていた。そんな時、はとこのきりん(CV:大亀あすか)が、美術系の高校に進むべく東京の予備校に通うことになり、予備校のある土日だけリョウの家に泊まりにくることに。きりんと一緒に食べるごはんは、とてもとてもおいしかったのでした。同名の4コマ漫画を原作としたアニメです。

《飯テロアニメ》

同じシャフト制作の「ひだまりスケッチ」を思わせる雰囲気。
1話につきちょっとしたストーリーがあり、さらに1クールの放送の間にもちゃんと時間が流れていて、日常アニメといえどマンネリ感がないように思いました。
また、料理の描写については過剰なほどに強調された演出がなされており、いかにもおいしそうでした。

《次回予告の謎の中毒性》

次回予告で流れていた「しあわせグラフィティ」の「たべるー♪ つくるー♪」のフレーズの中毒性が高く、「予告の内容が頭に入ってこない」ことで定評がありました。
主題歌や挿入歌、劇伴のクオリティはかなり高いです。

《まとめ》

記事で語るようなことは多くないですが、ゆったりとした気分でのんびり観れる良い日常アニメでした。
こういうのは1クールに1本は欲しいですね。

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at 22:03, Long, アニメ・漫画・ラノベ

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